港区は、情報メディアやビジネスの中心地であるほか、80ヵ国以上の大使館が立地する国際都市です。伝統産業から、最先端の文化・商業施設までが集まり、絶えず新たな文化を創造し発信しています。

　令和2年には、新しく「高輪ゲートウェイ駅」、「虎ノ門ヒルズ駅」が開業し、交通アクセスもますます拡充され、まちは進化を続けています。

　新型コロナウイルス感染症という危機のなか、港区は、独自のPCR検査の実施や、スマートフォンでの健康観察システムの導入、両親が入院する子どもの預かり、テナントオーナーへの賃料減額分補助など、区民の困りごとに寄り添う、港区ならではの支援に取り組んできました。港区の強みである区民、企業、団体との連携の総合力を発揮し、全国の先駆けとなる取組みを展開しています。

　新しい日常とともに、働き方や、人とのつながりも変化しています。各分野の衆知を集めながら、日本をけん引する港区、活力あふれる港区を創っていきます。

令和2年4月に、気象庁、港区立教育センターとの複合施設内に開設した、みなと科学館

港区独自の制度「MINATOフラッグ」

　観光振興とまちの安全・安心を両立させるための制度で、区の安全・安心の取組みに賛同・協力する夜間営業の事業者にその証として「MINATOフラッグ」を交付し、区の観光振興の取組みにおいて事業者をPRしていきます。行政と事業者が安全・安心のために協力しながら、夜の観光振興の面でも連携していく、全国でもめずらしい取組みです。