杉並区は、数多くの公園に恵まれ、JR中央線や私鉄などの鉄道網や青梅街道・甲州街道・環状8号線などの幹線道路も充実し、自然の豊かさと交通アクセスの良さを併せ持つ「住みやすさで人気のまち」です。

　区内の鉄道沿線には、サブカルチャーの高円寺、アニメが生まれる上井草、アンティークの西荻窪、閑静な住宅街など、個性豊かなまちがあり、区の魅力をさらに引き立てています。

　杉並区では、区民福祉の向上を目指し、常に時代の先を見据えた区政運営を進めてきました。4年連続保育待機児童ゼロの達成や特別養護老人ホームを10年で1,000床整備、災害に強いまちづくりなど、着実に成果を挙げています。

　コロナ対策では、区内4基幹病院への包括補助や発熱外来の設置、PCR検査体制の拡充、中小企業への支援、文化・芸術活動の支援などを実施してきました。

　今後も誰もが安全・安心に暮らせるよう、さらなる区民福祉の向上に取り組みます。

23区初！「農福連携農園」。環境保全・地域交流に加え、福祉との連携が注目されています

「荻外荘(てきがいそう)」の復原・整備

　杉並区では、戦前期に首相を務めた近衞文麿(このえふみまろ)の旧宅「荻外荘」の復原・整備プロジェクトを進めています。荻外荘は、建築家・伊東忠太の作品で、組閣や日本の針路を左右する重要な会談が行われた場所として国史跡に指定されています。復原により当時の姿をよみがえらせ、歴史・文化を伝える史跡公園として令和6年に公開予定です。