ワーク・ライフ・バランス

仕事で叶えたい夢、日々の暮らしを大切にしたい思い。特別区では職員が安心して自分の能力を開発でき、
そして心置きなく、充実したオフタイムを過ごせる環境を整えています。

安心して働ける環境

長い社会人人生には、
さまざまなライフステージが訪れます。
キャリアを中断することなく、
心身ともに健やかに、そして自己研鑽しながら
働き続けられる制度があり、
もちろんそれらが必要なときに
しっかり活用できます。

  • 令和6年度 育児休業取得率

    特別区では、誰もが性別にかかわりなく仕事と生活を両立するためのさまざまな支援制度を整備しています。

    女性職員:99.9% 男性職員:82.1%
  • 1週間の勤務時間

    基本的な勤務時間は8時30分から17時15分までです。区・組合によっては時差勤務制度を導入しています。
    原則として土曜・日曜・祝日が休みです。

    38時間45分
  • 令和6年度 共同研修実績

    多様な研修を実施し、職員の知識の修得と能力の向上を図っています。

    実施研修:131種類 研修参加者:約19,000人
  • 令和6年度 年次有給休暇取得率

    心身の疲労回復を図り、健康保持や労働意欲増進のため、特別区は年次有給休暇を取得しやすい職場環境づくりに積極的に取り組んでいます。

    ※付与日数20日として計算

    有給休暇取得率:82.5%

主な出産・育児支援制度

妊娠出産休暇

出産の前後における女性職員の母体保護のため、産前産後の休養として与える休暇

母子保健健診休暇

妊娠中又は出産後の女性職員が母子保健法の規定に基づく医師、助産師または保健師の健康診査または保健指導を受けるための休暇

妊婦通勤時間

妊娠中の女性職員が交通混雑を避けるための休暇

育児時間

生後1年3カ月に達しない子を育てる職員に対して、子を保育するために勤務時間中に与えられる休暇

育児参加休暇

男性職員がその配偶者などの産前産後の期間に、育児に参加するための休暇

子の看護等のための休暇

小学校就学以降も子の看護時のみならず、感染症に伴う学級閉鎖時、学校行事への参加時に取得できる休暇

※区によって制度の導入状況及び内容は異なります

特別区は職員の“働きやすい”を目指し続けています

育児休暇取得者の声

特別区競馬組合
厩舎管理課
(平成28年度採用)

復職後もできるだけ早く帰宅して育児をすることで
より一層業務に励むことができます。

私の場合、ナイター競馬開催時には通勤時間を含めると帰宅時間が23時頃になってしまうため、妻が第二子妊娠中に、体調が優れないなか、夜間に一人で育児や家事をするのが非常に大きな負担でした。そのため、出産予定日の2ヵ月ほど前から、ナイターの開催に関わらず夕刻に終業できる「官庁執務型勤務制度」を活用しました。出産後は育児休業を取得し、復職後も官庁執務型勤務に加えて育児時間の活用で、できるだけ早く帰宅して妻とともに育児をしています。

※ナイター競馬開催時には勤務時間が午後から夜間の時間帯に変わります。

主な介護支援制度

介護休暇

配偶者、父母、子、配偶者の父母等で負傷、疾病または老齢により日常生活を営むことに支障がある者の介護をするための休暇

短期の介護休暇

配偶者、父母、子、配偶者の父母等で負傷、疾病または老齢により日常生活を営むことに支障がある者の介護その他の世話をするための休暇

介護時間

配偶者、父母、子、配偶者の父母等で負傷、疾病または老齢により日常生活を営むことに支障がある者の介護をするため、1日の勤務時間の一部を勤務しないこととする休暇

※区によって制度の導入状況及び内容は異なります

その他の休暇制度

夏季休暇

夏季の期間において、職員が心身の健康の維持および増進または家庭生活の充実のため勤務しないことが相当と認められる場合の休暇

リフレッシュ休暇

職業生活における一定の時期に心身の活力を回復および増進し、または自己啓発に努めることにより、公務能率の向上に資するため勤務しないことが相当と認められる場合の休暇

ボランティア休暇

職員が自発的に、かつ、報酬を得ないで社会に貢献する活動を行うため勤務しないことが相当と認められる場合の休暇

※各区により各種休日・休暇制度は異なります。

長期休暇取得者の声

豊島区 総務部人事課
(令和6年度採用)

上司から夏季休暇をしっかり取得するよう勧められ、
気兼ねなく5日間の休暇を取得しました。

夏季休暇を利用して、職場の同期と旅行に行きました。祝日と組み合わせて⾧期休暇を取り、普段はなかなか話せないことも、ゆっくり話すことができました。心身ともにリフレッシュできたことで休み明けからの仕事にも前向きに取り組めました。現在の部署は、⾧期休暇を取得しやすい雰囲気やフォローし合える環境が整っています。休暇前に自分の担当業務を整理し、周囲の職員にも業務の進捗状況などを事前に共有しておくことで、休暇中も業務が滞らないように調整しました。

オフタイムの過ごし方

日々のちょっとした息抜きや仲間との交流、
休暇を利用しての思い切ったリフレッシュ
自分なりのオフタイムを充実させることは、
健康面でも仕事面でも大切です。
各種助成なども利用し、
多様な過ごし方ができるのが、
特別区職員として働く魅力でもあります。