特別区は、23区それぞれに個性があり、互いに連携し、切磋琢磨しているところに魅力を感じていました。また、さまざまな人々が暮らす特別区で、たくさんの人と関わりながら、人々の生活に役立つ仕事がしたいと考えて志望しました。
事務職を目指したのは、多種多様な業務に携わることができるからです。特定の分野にこだわらず、自治体の業務を総合的に見て、多くの知識を吸収することが自分の成長に繋がると思っています。
主に、区立小中学校の学籍管理、学級編制、学区域の指定などを担当しています。指定校変更などの申請に対する審査業務では、保護者側の意見と学校側の意見をともに尊重する必要があり、時には直接学校に出向いて議論を交わすこともあります。何度も検討を重ね、子どもにとって最も良い結果に導くことができた時の達成感は、忘れられません。子どもたちが充実した学校生活を送るための支援の一翼を担っていることに、やりがいを感じています。
常に探究心を持って職務にあたるよう努めています。さまざまな業務に携われる事務職は、「やりたいこと」の分野にとらわれることなく、どの業務にも懸命に取り組む姿勢が欠かせないと思います。