下町風情あふれるまち並みが残る一方で新たなまちづくりが進められ、住みやすいまちとして区内外から注目を集めるようになりました。そんな荒川区では、区民一人ひとりが幸せを実感できるまちの実現に取り組んでいます。

　例えば、子育て支援施策では、保育園入園審査業務にAI入所選考システムを導入し、審査を迅速化しました。また、産業振興施策では、日暮里繊維街にファッション関連の創業支援施設や工房を備えた新しい複合施設「ふらっとにっぽり」を令和2年度中に開設する予定です。

　こうした事業を行っていくために、区では職員の育成に力を入れています。豊富な研修制度をはじめ、組織内大学「荒川区職員ビジネスカレッジ」では幅広い知識や教養を学ぶことができ、職員自らスキルアップできる環境が整っています。

　今後も区民を幸せにするシステムの担い手として職員が一丸となり、「幸福実感都市あらかわ」の実現を目指します。

アットホームな都内唯一の区立遊園地「あらかわ遊園」、令和4年春頃にリニューアルオープン！

子どもたちの未来のために、子ども家庭総合センター開設

　これまで行ってきた子ども家庭支援センターの相談業務に加え、新たに児童相談所の機能を兼ね備えた子ども家庭総合センターを開設しました。住民に身近である基礎的な自治体の強みを生かし、地域の関係機関との連携を強化することで、子どもたちが健やかに成長できるように、子どもや家庭に対する総合的な支援の充実に取り組んでいます。