板橋区は、旧中山道「板橋宿」周辺の名所・史跡をはじめ、徳丸・赤塚地域の神事「田遊び」など、有形・無形の文化財が数多く息づいています。

　また、特色ある100もの商店街ではさまざまな取組みやイベントが繰り広げられるほか、約50万人もの人が集まる夏の風物詩「いたばし花火大会」、自然豊かな荒川河川敷で全国から約1万5000人のランナーが集まり健脚を競い合う「板橋Cityマラソン」などでにぎわいます。

　板橋区には世界でもトップクラスの技術を誇る光学・精密機器産業と印刷業があり、都内有数の産業都市としての顔を持ちながら、武蔵野の面影を残す赤塚の森や、約400の個性豊かな公園を有する緑のまちとしての顔も持ち、産業と自然が調和する魅力あるまちです。

　板橋区は、区民の方々と共に、基本構想における将来像「未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち“板橋”」の実現を目指して邁進しています。

「石神井川の桜並木」。区名の由来でもある板橋の周辺は春になると桜が咲き誇ります

新板橋区立中央図書館から絵本のまちを発信

　新たな中央図書館が令和3年3月に開館します。公園の緑のなか読書を楽しみ、生涯学習を深める知の拠点です。また、併設する世界の絵本を所蔵するボローニャ絵本館では、子どもから大人まで幅広い世代に絵本の魅力を届けるなど、多様な資料や活動を推進し、生涯を通じてこころの豊かさを支える図書館をめざしています。