杉並区は、JR中央線や私鉄などの鉄道網が充実し、都心へのアクセスの良さや自然の豊かさなどで人気があります。区内の鉄道沿線には、古着や阿波おどりで知られる高円寺、ラーメンで有名な荻窪、閑静な住宅街の浜田山、アンティーク店の多い西荻窪など、個性豊かな街があり、区役所本庁舎のある南阿佐ヶ谷は「本当に住みやすい街大賞2017」で1位、「同大賞2019」で2位になりました。

　杉並区では、住民一人ひとりにとって、より住みやすい街となるよう、3年連続で保育待機児童ゼロを実現し、特別養護老人ホームを10年で1,000床を整備する計画や、首都直下地震に備えた街の不燃化などに職員が一丸となって取り組んでいます。

　また、新型コロナウイルス感染症対策では、地域医療の崩壊を食い止めるため、いち早く医療機関の支援を行うとともに、医師会と協力し基幹病院に発熱外来センターを設置しました。

　杉並区は、いかなる課題に対しても真摯に向き合い、さらなる発展を目指して挑戦し続けます。

地域の人々が手作りしたユニークな張りぼてが商店街のアーケードを彩る「阿佐谷七夕まつり」

安心の子育て環境をつくる

　3年連続で保育待機児童ゼロを実現し、保育の質の確保にも力を注いでいます。「希望するすべての子どもが入所できる環境を整える」ため、認可保育所を10年間で58ヵ所から165ヵ所に増設し、約3倍としました。これに加え、保育内容の向上や乳幼児の遊び場整備など、保育をはじめとする子育て支援に取り組んでいます。