千代田区は、江戸の時代から政治、経済、文化の中心として発展してきました。その顔は、皇居を中心に立法・司法・行政の三権を擁した霞が関・永田町、世界有数のオフィス街である大手町・丸の内・有楽町、古書・スポーツ用品・楽器などの専門店が立ち並ぶ神保町・小川町・駿河台、ポップカルチャーの聖地である秋葉原など多様性に富み、さまざまな人から愛されるまちです。

　千代田区は、区民の目線で行政ニーズを捉え、行政サービスを提供しています。また、企業とそこで働く人々、大学と学生、NPOやボランティアなど千代田区で活動するさまざまな主体が、互いに認めあい、尊重しあう地域社会を「共」に「生」きる共生の理念として、区政の柱の一つとしています。

　区は、平成27年3月、今後10年間に区が取り組むべき施策の現状と課題、解決の方向性を実現するための取組みを明らかにした「ちよだみらいプロジェクト」を策定しました。

100万冊もの本が並ぶ、東京名物「神田古本まつり」。書店と書棚に囲まれた回廊は約500mにも及びます

ちよだ生涯学習カレッジ

　本事業は、生涯学習を地域活動につなげる力を培う区民カレッジです。各分野で活躍する講師のもと、グループワークなどの体験的な授業を行い、卒業後は「学びと地域のコーディネーター」として活躍する方もいます。今後も、区民が自主的に学習できる環境づくりや、地域や区政の場で活躍できるよう支援する取組みを行います。