区民の生涯にわたる健康づくりを
さまざまな事業計画で推進。
台東区 健康部健康課
課長
(平成元年度採用)
3年目:区民部商工課 主事 → 19年目:国民健康保険課係長(当時は主査) → 23年目:環境清掃部清掃リサイクル課係長 → 32年目:新型コロナウイルス対策室 課長

01仕事内容

多岐にわたる業務を
チーム力で支える

健康課では、健康たいとう21推進計画の策定をはじめ、医療連携推進会議や在宅療養推進協議会、台東病院及び中核病院運営協議会など、区民の健康づくりを支える様々な会議の運営や事業の企画に取り組んでいます。また、部の庶務担当として、関連する会議の調整や資料作成、医療関係者との打ち合わせ、さらには情報発信も担っています。

私自身、課長として、「支え合い、共に成長できるチームづくり」に力を注いでいます。職員一人ひとりが力を発揮し、連携しながら地域の健康課題に向き合える体制づくりを進めています。「チーム健康課」として区民の皆様の健康づくりに貢献できるよう、組織の中心でリーダーシップを発揮しながら、日々取り組んでいます。

02仕事のやりがい

行政サービスの最前線で
区民の暮らしに寄り添う

区役所の仕事は、住民の生活に直接関わる行政サービスの最前線を担っています。戸籍や保健、子育て、福祉、まちづくりなど、人生の様々な場面に関わることで、「暮らしを支えている」という実感を得られることが、この仕事ならではの大きな魅力です。
これまで携わってきたすべての業務や職場において、恵まれた環境と周囲の支えの中で、社会に貢献できる仕事に取り組めていることに、大きなやりがいを感じています。

印象に残っている仕事

なりたい管理職像が見えた
清掃リサイクル主管課長会

入区以来、商工課、清掃リサイクル課、そして新型コロナウイルス感染症対策室など、様々な部署で多くの業務に携わってきました。どの職場も貴重な経験でしたが、とりわけ印象に残っているのは、ある管理職の対応を間近で見たことです。
清掃リサイクル課で係長をしていた時、清掃リサイクル主管課長会の事務局として課長会に参加したときのことです。男性管理職が多数を占める中、他区の女性管理職が厳しく追及される場面がありました。その際、その女性管理職が、どんな質問にも毅然と、理路整然と答えている姿が非常に印象的で、とても頼もしく感じました。私もその姿に憧れ、自分自身もそうありたいと強く思い、今も日々の業務において意識しています。

02昇任のきっかけ

「あなたにもできる」
上司や先輩からの声がけに一念発起

日々の業務経験を積み重ねる中で、もっと視野を広げられたら仕事が一層面白くなると感じるようになりました。係長という役職に就いたときは、係全体の状況を見渡せるようになり、状況把握がしやすくなりました。そのおかげで、業務を円滑に進めるための調整やコントロールがより効果的にできるようになりました。

私が、主任や係長試験に挑戦したのは、子育て真っ最中の時期でしたが、家族の支えがあったからこそ挑戦できました。実は係長試験に挑むつもりはなかったのですが、当時の女性上司が「一緒にやろう!」と、誘ってくれたことで、思い切って挑戦することができました。その後、管理職試験にも挑戦し、現在の職務に至っています。

区役所は、長く安定して働ける環境が整っていることも大きな魅力です。昇任について、正直なところ、自信はありませんでしたが、日々の積み重ねと周囲の支えのおかげでここまで歩んでくることができました。まずは一歩を踏み出してみてください。何事もチャレンジする気持ちが大切です!

MESSAGE

区役所の仕事は、決して華やかなものばかりではありませんが、その分、地域と深く関わりながら、やりがいや達成感、そして満足感を得られる場面がたくさんあります。区民の皆さんと向き合い、地域の課題解決に取り組む日々は、かけがえのない経験となるはずです。
また、働きやすい環境づくりにも力を入れており、働き方改革やワークライフの推進、休暇のとりやすさ、育児や介護との両立を支える制度なども整っています。長く安心して働ける環境の中で、自分らしくキャリアを重ねていくことができます。
地域のために力を尽くしたい、そんな想いをお持ちの方は、是非一歩を踏み出してみてください。皆さんと一緒に働ける日を、心から楽しみにしています。