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特別区人事委員会トップページ > 特集・メッセージ > 特集・メッセージ(2017年度) > INTERVIEW まちの未来を支える特別区の仕事(2017年度) > 管理職インタビュー(2017年度)
更新日:2022年3月17日
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公務員を志したのは、学生時代に訪れた、ある地方自治体の役所で、職員の方の優しく丁寧な対応に触れたことがきっかけです。
現在は管理部に所属し、人材育成や職員がいきいきと働くための基盤づくりを行う担当課長を務めています。
管理職に就いて実感したのは、「一人ではない」ということ。以前は、一人で仕事を抱えて試行錯誤することもありましたが、課長になった今は、課の職員の皆さんの力を借りることによって、大きな仕事を成し遂げられることを知りました。
これまでを振り返ると、育児休業は特に思い出深い経験です。育児休業を取得したのは、入区4年目と7年目の2回です。最初の休業の直前は、自分の担当業務が同僚に割り振られることが申し訳ない思いでしたが、皆さん嫌な顔ひとつせず、私の体調を気遣ってくれました。特に心に残ったのは、「休みの期間は、なかなか体験できない子どもとの蜜月の期間だよ」という女性の先輩のひと言。育児休業の間に子どもたちと築いたたくさんの思い出は、今でも私のバイタリティの源になっています。
特別区の職場では、出産前も、育児休業後も、周囲に支えられて子育てと仕事を両立している女性職員が数多くいます。そんな先輩方の姿を見てきて、特別区には頑張れる土壌があると知っていたことも、これまで子育てと仕事を安心して両立できた理由だと思います。
「次は、どんな仕事にチャレンジしたい?」と尋ねられることがありますが、実は、意識的に次にやりたい仕事を作らないようにしています。「これから巡り合う仕事すべてが自分の天職」という心構えで経験を積み重ねられれば、今よりもっと大きな自分に成長できるのではないかと思うのです。
大きな困難も、振り返ると自分にとって良い経験だったと思えるもの。これから特別区政を担う皆さんも、区民のため、そして自分の成長のために困難を恐れず、チャレンジ精神を持ってほしいと思います。
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