(令和6年度採用)


心理職の関連部署
心理職の主な仕事
- 児童・保護者に対する面接・検査による心理査定
- 児童施設・福祉施設などにおける相談業務 etc.
社会資源の活用、
他機関との連携・協働をしながら
子どもと保護者を
継続的な心理支援で支えます
志望動機
区民との距離が近く、長期的に子どもや家庭に
関われる点に魅力を感じました。
心理職を目指したきっかけは、大学時代に非行少年と清掃活動を行うボランティアに参加したことです。表面的には問題のない子どもたちがなぜ非行に走るのか疑問に思い、その背景に家庭環境が大きく影響していることを知りました。特別区の心理職は区民との距離が近く、異動が少ないことで長期的に子どもやその家庭と関わり合えるのが魅力です。子どもの成長や状態に合わせて継続的な心理支援ができます。各区での業務効率化システムや支援体制が充実しており、安心して働けると感じたのも転職のきっかけでした。
現在の仕事内容
面接や検査で子どもが抱える問題を分析し
心理教育・心理ケアなどの
支援を行っています。
0歳から18歳まで、幅広い年齢の子どもと関わりながら、心理面接や心理検査による子どものアセスメントをしています。また、虐待を受けた子ども、非行など問題行動のある子どもへの心理教育や心理ケアを行っています。保護者や施設職員に子どもの特性や心の状態像をフィードバックし、子どもとの関わり方について助言をしています。
成長・やりがい
子どもの心の状態を保護者に伝えることで
家族の関係に改善が見られると嬉しくなります。
母子の時間が少なく、子どもが寂しさから問題行動を起こしていたケースでは、母親に子どもの寂しさや気持ちを伝え、母子の時間を増やしたことで関係が改善されました。こうしたケースのように、子どもの気持ちを丁寧に聞き取り、保護者に伝え、それが理解されて親子の関わり方や家庭に変化や改善が見られた時には、とてもやりがいを感じます。子どもとの長期的な関わりの中で、子どもの成長を実感できます。
夢・目標
自己研鑽に励み、自分の心の健康を保ちながら
心理ケアのスキルを磨いていきたいです。
心理療法や心理検査は一度学んだら終了ではなく、日々、自己研鑽を続けて、さまざまな事例から実践的な学びを得ていく必要があります。より良い心理ケアができる専門家となるために、臨床心理士の資格取得を目指し、大学院進学も考えています。そして、心理支援を行ううえで、まずは自分の心が健康であることが大切です。仕事と私生活のバランスをとりながら、実践的な学びを通じて、その子どもに合った心理ケアを行える心理司を目指していきたいです。











